ビジネスフォンの故障?「ノイズ」が入る原因と対処法

当サイトでは、ビジネスフォンの故障にまつわる様々なトラブルの原因と対処法をご紹介していますが、今回は「ノイズ」が入るケースです。

オフィスのビジネスフォンで電話しているとき、相手の声に混じって「ノイズ=雑音」が入る現象があります。
ノイズが入る故障は、一般的に1台の電話機で発生するケースが多いのが特徴。

ということで、ここからはビジネスフォンで通話中「ノイズ」が入る原因と簡易的な対処法をご紹介いたします。

1、まずはビジネスフォンの仕組みを理解する!

まずはビジネスフォンの仕組みを理解する!
ビジネスフォンがどのような仕組みで通話ができるのか理解しているでしょうか?
使用中に起こる様々な故障と思われるトラブルが発生したとき、ある程度仕組みを理解しておかないと対処ができませんよね。

まず、ビジネスフォンと呼ばれるものは、「専用電話機+主装置(PBX)」の組み合わせが基本。電話機をビジネスフォンと思っている方もおられますが、電話機だけでは通話はできないのです。

主装置は「PBX」とも呼ばれる小型の電話交換機のこと。一般的に電話機と主装置はセット販売され、同一メーカー・同一機種でしか基本作動してくれません。主装置には、ユニットと呼ばれる基盤が組み込まれ、収容できる回線や接続できる電話機の数が決まっています。

次に、ビジネスフォンとして使える仕組みは、現在主流の「ひかり電話」の場合、

➀ONU(回線終端装置)→ 主装置
最初に、NTTが設置したONU(回線終端装置)と主装置を接続します。

➁モジュラーケーブル → ローゼット
次に、配線に使う電話用のモジュラーケーブルはそのまま電話機に挿し込めないので、ローゼットに接続します。

ビジネスフォンの故障?「ノイズ」が入る原因と対処法

(ローゼット:光昭㈱より)

➂モジュラーケーブル(機ヒモ)→ 専用電話機
最後に、機ヒモと呼ばれるモジュラーケーブルで電話機に接続すれば配線は完了です。

また、配線方式は一般的に「スター配線」を採用しています。
スター配線とは、主装置から専用電話機1台に対して1本の配線をする配線方式で、主装置を中心にして電話機がその周りにスター状に配線することからスター配線と呼ばれています。

ちなみに、「バス配線」という方式もありますが、NTTのαNXⅡという機種だけが採用している配線方式になります。

以上、簡単にビジネスフォンの仕組みを説明しましたが、理解しておけば故障などトラブルが発生したときに簡易的な対処がしやすくなりますよね。

2、通話中に「ノイズ」が入る原因と対処法

通話中に「ノイズ」が入る原因と対処法
ビジネスフォンで通話中にノイズ(雑音)が入るといったトラブルは、基本的にスター配線を採用しているで、ノイズ(雑音)が入るのは1台の電話機で発生するケースがほとんどです。

NTTのαNXⅡを導入している会社で、バス配線(1本の幹線(バス)から枝分かれして配線する方式)を採用しているケースでは、複数台ノイズが入る可能性はあります。

1台のみノイズが入る

そこで、1台のみノイズが入る場合は、まず電話機に接続している機ヒモの接触不良が考えられます。
簡易的な対処として、一度機ヒモを電話機から抜いて、再度カチッとしっかり挿し込んでください。

また、電話機と受話器部分をつなぐカールコード(くるくるコード)の接続不良も原因となるケースもあります。
自分の電話機のカールコードが伸びきって変形している場合は、内部配線が断線していることも考えられるので、別の電話機のものと交換して、ノイズが入るのか確認してみましょう。

その他にも、ローゼットから自分の電話機に繋がっている機ヒモをみて、明らかに断線している箇所があれば配線を交換する必要があります。

基本的に自分の電話だけノイズが入る場合は、以上の簡易的な対処をまず行いましょう。

複数台もしくは全ての電話機でノイズが入る、内線電話でノイズが入る

次に1台だけではなく2、3台の複数台、もしくは全ての電話機でノイズが入る場合は、電話回線側に問題がある可能性があります。
回線とは別にONU(回線終端装置)の故障も考えられるので、NTTに電話して回線状態の確認を依頼しましょう。

また、内線電話にノイズが入る場合は、主装置自体の故障、もしくは収容してある内線ユニットの故障が考えられます。
これは、素人では対処できないので、先程ご紹介した簡易的な対処を行っても改善されないときは、最初に工事依頼した業者に連絡して確認してもらう必要があります。

最後に、ノイズが入る故障と思われる症状が発生したときは、
・どの電話機なのか
・外線なのか内線なのか
・どのような雑音が入るのか
・ノイズが入る頻度は毎回なのか、たまになのか

など、的確にノイズが入る個所や発生する頻度や程度を把握しておくのが重要
毎回ノイズが入るようなら原因は探しやすいですが、たまに雑音が入るといったケースでは、はっきりした箇所や症状が確認できないと原因の究明とその後の対処が難しくなります。

3、まとめ

ビジネスフォンは丈夫で故障しにくいと言われていますが、使い続けるうちら様々なトラブルは発生するものです。
今回は、通話中に「ノイズ」が入る原因と簡易的な対処法をご紹介しました。

通話中にノイズが入る症状は、一般的に1台のみというケースが多く、電話線やカールコードの接続し直しや断線があればケーブルを交換するなど、まずは簡易的な対処を行いましょう

しかし、複数台もしくは内線電話でもノイズが入る場合は、回線側や主装置に問題がある可能性があります。
このような故障は素人では対処できないので、簡易的な処置を行っても改善されないときは、無理をせずに専門工事業者に修理を依頼しましょう

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